2009年05月10日(日)〜05月16日(土)

 

 
ガーディアンズ4 「おまかせ ガーディアン」ビデオクリップ
真野恵里菜、横浜スタジアムの始球式に登場
真野恵里菜ファーストコンサートツアー ゲストに加藤紀子とハロプロエッグ選抜
『イナズマイレブン』新EDテーマ Berryz工房ニューシングル「青春バスガイド/ライバル」 ジャケ写
光井愛佳、軟骨除去手術のため「ハロプロ☆ミーティング」に欠席
「おはスタ」火曜日新レギュラーに久住小春
和夫の歌詞書き取りテスト MY BOY/Buono!
 

 
「和夫です」
「成義です」
「さあ、今週も始まりました」
「どうですか? 最近」
「え? なにそれ」
「いや、ちょっとラジオっぽく入るのもいいかなって」
「うん、そう ラジオばっかり聴いてますよ あいかわらず」
「カズさんの一番のお気に入りって、どの番組なんですか?」
「DDには答えづらい質問だな」
「そこをなんとか」
「いや、一番とかはないけど、べりつぅは面白いと思うよ」
「お! マジですか」
「なんかね、ここにきて徳永さんが凄い境地に入ったな、って感じがする」
「ちぃは最高ですからね」
「ひょっとしたら、今が円熟期なのかもしれないな 徳永さんは」
「いやいや、もっと伸びるでしょ」
「まあ、純粋に一番笑えるのは徳永さんかな」
「おお」
「あー、でも、今でいうと田中さんのFIVE STARSもいいな」
「え 浅良くないとか言ってたのに?」
「だから、浅良くないから、いいんだよ」
「悪口じゃなかったんですか」
「逆!逆! 褒めてんだよ」
「だって、“良くない”んでしょ?」
「だから、悪いって意味じゃねえよ 面白いって言ってんの」
「言い訳みたく聞こえますよ」
「良くないってのは、悪いって意味じゃなくて、いい話じゃないよね、っていうナンセンスの面白さであってさ・・・」
「じゃ、今週もスタートです」
「ちょ! もっと説明させろって!」
 

 
ガーディアンズ4 「おまかせ ガーディアン」ビデオクリップ
 

 

 
「さあ、まずは、日本を震撼させる、このスーパーユニットの話題から!」
「なんだっけ? えーと、Buono!じゃなくて・・・」
ガーディアンズ4!」
「あー、そうそう モノ覚えがめっきり悪くなってさ、最近」
「しっかりしてくださいよ」
「アイドリングも2桁から先の番号が覚えられなくてさあ・・・」
「そんなことより、このPV見ました?」
「えっ いや、まだ」
「じゃあ、今すぐ見て」
「ラジャ!」
「では、カズさんが見ているあいだに僕が語りたいと思うんですけど まず、印象としては、アニメの世界観を大事にした出来だな、って思いましたね 他のハロプロのPVと比べちゃうと、ちょっと物足りない感じですけど、でも、しゅごキャラにある『弱気な人を応援する』っていうコンセプトを、映像で見事に表現した作品だと思うんですよ、これは やっぱり、アニメあってのユニットですからね で、メンバー別に見ていくと、まず、なっきぃの表情が素晴らしすぎですよね〜 ホントに、なっきぃの表現力はグングン伸びてて、この先どうなるか心配になっちゃうほどで そして、熊井ちゃん梨沙子ですけど、こう、今回のダンスって、けっこうブリブリした感じじゃないですか 内股な動きも含めて、そういうブリブリしたのがベリでは最近少なかったんで、ちょっと新鮮でしたね〜」
「終わりました! 軍曹どの!」
「どうでしたか」
「かわいかった、であります!」
「だから、前にも言いましたけど、当たり前のことは感想になりませんってば」
「そしたら、なんも出ねえよ そもそもPVなんて、感想出るようなもんでもねえし・・・」
「何もないんですか」
「じゃあ、思ったことを言うとだな・・・」
「なんだ、あるんじゃん」
「あの4人の衣装さ、最初に見たときから何かに似てると思ってたんだけど、PV見て気づいたんだよ」
「なんですか」
ゾロアットだよ」
「なに?」
ゾロアット ベスパの量産型モビルスーツな」
「え? 何なになに?」
「あ、ベスパってのはザンスカール帝国の軍隊のことでさ、で、ゾロっていうモビルスーツもあんだけど、その宇宙用がゾロアットでさ、まあ、ドムに対するリックドムみたいなもんだと思ってもらえれば・・・」

ガンダムですか?」
「ああ、Vガンに出てくるんだけどさ、肩かけの感じとか、色合いが似てるだろ?」
「もう、全然話がわかりませんよ」
「じゃあ、もう一つある」
ガンダム以外で?」
「ああ あのさ、熊井さんが扇子で踊ってるとこあっただろ?」

「踊ってるっていうか、応援だと思いますけど」
「これってさ、ダイターン3のダイターン・ファンだよな」

「だから! ガンダムの話はもういいから!」
「違えよ ダイターンって言ってんだろ ガンダムじゃなくて、無敵鋼人ダイターン3だっての」
「どっちでもいいから、古いアニメとか誰もわからないこと言わないでくださいよ!」
「おいおい〜 誰も知らないなんて言うと、富野信者からエラい目に遭わされるぞ〜」
「ていうか、なんで扇子で戦ってんだよ、このロボット」
「カムヒア〜 ダイターンスリ〜 ダイターンスリ〜」
「あー、もうPV取り上げるのやめようかな・・・」
 

 
真野恵里菜、横浜スタジアムの始球式に登場
 

 
「これ、カズさんは見ました?」
「見たよ BSで」
「どうでしたか」
「外角高めにナイスボールを投げ込んでた」
「マジで」
「まあ、完全にウエストだったけど、野手に当たらないようにした真野さんの優しさだな、あれは うん」
「そうなんですか」
「だって、こないだどっかのミュージシャンがデッドボール投げたって言ってたじゃん 阪神の赤星か誰かにぶつけたとか」
「あー、ありましたね たしか・・・」
「おっと! 名前は出さなくていい 面倒なことは御免だ」
「え べつに大丈夫だと思うけど・・・」
「たださ、その後の中継に不満が残っちゃったよね」
「え、始球式の後も出たんですか?」
「出たよ まあ、完全にドラマの番宣だったんだけどさ」
「あー、『恋する星座』でしたっけ?」
「そう、それそれ でさ、せっかく鉄人衣笠がいたのにさ、真野さんと絡まないまま終わったんだよ」
「へー」
「衣笠の声が一切聞こえてこなかったから、たぶん便所かどっかに行ってたんだろうけど」
「ていうか、衣笠って人、よく知らないんですけど」
「え! 知らない?」
「いや、なんか記録つくった人ってのは知ってますけど、どこのチームかも知らないし・・・」
「まあ、俺が小学生の頃に見てたぐらいだから、知らないのもしょうがないか」
「カズさん、野球くわしいんですか?」
「詳しくねえよ たまにパのネット配信見るぐらいで、セはもう何年も見てないから」
「千葉だから、やっぱりマリーンズのサポーターなんですか」
「まあ、なんとなく地元の応援してるだけだけど ていうか、無理してサポーターとか言わなくていいよ」
「あ、いいんですか」
「成義くんは? どこのファン?」
東北楽天に決まってるじゃないですか」
「あー、実家が仙台って言ってたもんな」
「それだけじゃなくて、ハロヲタなら楽天でしょ」
「そんな決まりねえよ だいたい、応援歌もべーやんになったし」
「そうなんですよね・・・ 今年も℃-uteが歌ってくれると思ってたのに・・・」
「ちなみに、そのべーやんのバックコーラスに、メロンの村っちが参加してるらしい」
「なんで?」
「さあ、知らないけど 本人がブログで書いてたんだよ」
「へー」
「なにげに村っちは、地元の仕事コツコツやってるんだよな・・・」
「あ、また真野ちゃんの話できなかった」
「いいんだよ それはキャシー中島に任せとけば」
美女放談ですね」
「そうそう」
「僕、あのおばさん誰だか知らないんですけど」
勝野洋の奥さんって紹介出てたろ」
「その勝野って人も知らないから」
「それじゃあ・・・あきらめるしかないな」
「はーい じゃ、次いきます」
「・・・それほどキャシーに興味もないってことなのかな・・・」
 

 
真野恵里菜ファーストコンサートツアー ゲストに加藤紀子とハロプロエッグ選抜
 

 
「さ、また真野ちゃんの話題ですよ」
「いつだっけ? これ」
「えーと・・・9月ですね 東名阪で」
「あ、まだそんな先か」
「ええ で、なんか、この件で真野ちゃんヲタに不満が出てるっぽいですよ」
「なんで?」
「さあ・・・よくわかりませんけど」
「のりちゃん、めっちゃいい人なのに」
「いや、たぶん加藤さんじゃなくて、エッグのほうの問題かと」
「え? 真野さんだって元々エッグにいたんだろ?」
「ええ」
「じゃあ、妥当なゲストじゃん」
「いや、ゲストいらね、ってことだと思いますよ」
「いらね、じゃねえだろ デビューして1年も経ってないのに、もう天狗か!」
「いやいや、ヲタがそう言ってるだけで、真野ちゃんは悪くないから・・・」
「亜弥コンだって、最初は平家のみっちゃんとメロンが一緒だったんだぞ ぜんぜん毛並みの違うタイプなのにさ、それよか全然マシだろ」
「いや、だから、僕に言われても・・・」
「まったく、単独コンできるだけで喜べないとは・・・ぜいたく病だな」
「あ」
「なんだよ」
℃-uteは最初からゲストなしでしたよ」
「え、そうだっけ?」
「ええ デビュー前からオープニングアクトとか、ずっとやってたからだと思いますけど」
「え、それって、今の真野さんみたいなもんじゃん」
「そうなんですよ だから、真野ちゃん見てると応援したくなるっていうか・・・」
「じゃあ、なんだ 真野さんもゲストなしにしておかしくないわけか」
「急に弱気になりましたね」
「うん ぜいたく病とか、ちょっと失言だったかも」
「まあ、でも、真野ちゃんの場合は1人ですから、やっぱりゲストがいたほうがいいのかもしれませんね」
「あ、そうかな」
「持ち歌も少ないし」
「そ、そうだな そうだよ、うん やっぱゲスト必要!」
「んもう、コロコロ意見が変わるなあ」
「この際、のりちゃんにも、今度わたしどこか連れてってくださいよ歌ってもらえばいい!」
「また古い話になってきたみたいなんで、次いきます」
 

 
『イナズマイレブン』新EDテーマ Berryz工房ニューシングル「青春バスガイド/ライバル」 ジャケ写
 

 

 
「え、なに Berryz工房がエンディング歌ってんの?」
「知らなかったんですか」
「うん ていうか、じゃあ、twe'lvはどうなったの?」
「トゥエルブ? なんですかそれ」
「なんですか、じゃねえだろ エンディング歌ってた3人組いたじゃん 青春おでんってやつ」
「知りませんよ ベリになる前はアニメ見てなかったし」
「なんで見てないんだよ」
「逆に、なんでカズさんが見てたのか、わからないんですけど」
マイメロの前の時間にやってたからに決まってんだろ」
「だから、マイメロも見てませんでしたから、僕」
「あ、そっか じゃあしょうがねえ」
「今日のカズさん、あきらめが早いなあ・・・」
「で、この曲がなんなの?」
「あ、曲っていうか、このジャケ写見て正直・・・」
「お、なんだ めずらしくベリキュー批判?」
「いやいや、違いますって これはこれで、とてもいいものですけど」
「じゃあ、なにさ」
青春バスガイドっていうタイトルだから、てっきりバスガイドの衣装だと思ってたんですよ」
「あー、あれか モンキーダンスだから猿の着ぐるみ的な」
「そう、その感覚で考えてて・・・ でも、まあ、僕の勝手な思い込みってことに過ぎないんですけどね」
「まあまあ、ゆきどんだってキリギリスの格好とかしてなかったろ? それと一緒だと思えばいいさ」
「よくよく考えてみれば、バスガイドの格好だとキューティー観光社と被っちゃうから、そこに気づけよって話なんですよね」
「観光者? なにそれ?」
℃-uteがFCツアーとかでやってたじゃないですか」
「FCツアーなんて行くわけないじゃん 在宅の俺が」
「いやいや、DVDにもなってるし」
「それも見てないってばよ」
「え、カズさんってDVDもあんまり見てない感じですか?」
「うーん・・・どうなんだ? 自分じゃよくわからんな コンサDVDぐらいは見るようにしてるけど」
DVDマガジンは?」
「それも物販だろ? だから見てない」
「あー、だからカズさんのベリキュー知識って、ラジオに偏ってるのか・・・」
「なに? 俺ってそんなに非常識ヲタだったってこと?」
「ちょっとまずいですね」
「マジかよ・・・なんかガン告知されたみたいな気分だ・・・」
「ちょっと企画を考えておきますよ」
「なにそれ?」
「ちょうど僕も、過去のDVDマガジンを見直そうと思ってたところなんで、カズさんにも一緒に見てもらおうかと」
「いや、それより俺もさ、過去のガンダムとか富野作品を見直したいと思ってて・・・」
「じゃあ、来月ぐらいをメドに、何かしら新しい企画をたてますからね」
「拒否権なしかい・・・」
 

 
光井愛佳、軟骨除去手術のため「ハロプロ☆ミーティング」に欠席
 

 
「あ、これ、Yahooトップにも出てましたね」
「どの程度の手術なのかわからないけど、剥離とか言われると心配になるよな」
「普段聞かない言葉って怖いですからね」
「まあ、早く良くなってほしいね」
「そうですね」
「・・・成義くん、ホントにそう思ってる?」
「え 思ってますよ」
「だって、さっきのPVのときさ、光井さんの話ぜんぜんしてなかったじゃん」
「そうでしたっけ? ていうか、聞いてたんですか」
「ああ ラジオの多曲同時聴取で鍛えたこの耳、そうやすやすと騙されはせんぞ」
「べつに騙すもなにも・・・」
「光井さんだってなぁ、頑張ってんだぞ!」
「わかってますよ」
「いくらベリキューヲタだからって、それを無視するたぁ許せねえ!」
「いや、最後にみっつぃーの話もしようと思ってたところで、カズさんが『終わった』って言ったから・・・」
「うるせえ! 黙ってこれを見やがれってんだ! この立位体前屈が!」
「立位? ・・・“光井”流れかな?」

「長年ハロプロ見てきたけどな! このメガネは歴代最高峰に違いねえ!」
「へー いいですね」
「だろ? わかるだろ?」
「みっつぃーの知的なイメージが増すっていうか」
「そうそう! なんだ、成義くん わかってるじゃんかよ」
「え? あ、どうも」
「じゃあ、これでオールオッケイ! エン、ゴートゥーネクストニュース!」
「情緒不安定なのかな、この人・・・」
 

 
「おはスタ」火曜日新レギュラーに久住小春
 

 
「いやー、うれしいニュースだね、これ」
「あれ きらレボはもう終わりって、先週言ってませんでした?」
「だから、これからは久住小春として出るんだよ 月島きらりじゃなくて」
「あー、そういうことですか」
「だから成義くんも、火曜日だけは最低限見るようにしなさいよ」
「なんで命令口調だよ・・・ まあ、見れたら見ますけど」
「あ、あと木曜日が公式だと未定になってるけど、MM3になりそうだよ」
「え? なんですかそれ マジでムカつく3秒前?」
「めちゃめちゃモテてる3人組、でMM3だ」
「みずからハードル上げまくりな名前ですね」
「いや、周りからそう呼ばれてる設定だったような・・・あれ、どうだっけかな?」
「なんですか設定って」
めちゃモテ委員長で、そういうことになってんじゃんよ」
「めちゃモテ? めちゃイケの前のやつ?」
「えー・・・そっから説明しなきゃならんのかよ・・・」
「全っ然わかんないですけど」
「えーと、キャナァーリ倶楽部は知ってるよな?」
「ええ、まあ一応は」
小川真奈は?」
「えーっと、推されてる子ですよね? 髪の毛モジャっとした」
「そう あ、モジャについては、あまり口にしないほうがいい」
「さーせん」
「で、その小川真奈さんがアニメの主人公の声をやってるんだよ」
「へー」
「そのアニメが『めちゃモテ委員長』 略して“めちゃモテ”だ」
「なるほど」
「あ、『極上めちゃモテ委員長』だったかな その辺はよくわからんわ」
「極上パロディウスみたいなことですか」
「いや、知らんけど ・・・ていうか、よくパロディウスなんて古いゲーム知ってるね」
「幼稚園ぐらいのときに見てた記憶があります めちゃモテも」
「なんだろう、急にギャップを感じると目まいがしてくるな・・・」
「なんか、今日は体調悪いんじゃないんですか? カズさん」
「あー、そうかもしれねえ 新型インフルかな」
「ひきこもりは感染しないと思いますよ」
「あ! インフルとか言っちゃったよ! マスコミの造語を!」
「またうるさくなっちゃった」
「うわうわうわ! インフルとか! 気持ち悪っ!」
「今週は早めに終わらせたほうがいいのかな・・・」
 

 
和夫の歌詞書き取りテスト MY BOY/Buono!
 

 
「ええっと、前にもちょっとやったんですけど、カズさんの歌詞のヒアリング力を向上させよう、という企画です」
「ありがた迷惑な話だよ まったく」
「なに言ってんですか ヲタなら、もっと歌詞を大事にするべきですよ」
「そんなに詩が好きなら詩集でも読んでりゃいいんだよ どいつもこいつも」
「世間を敵にしちゃダメですってば」
「はいはい」
「で、今週はBuono!の『MY BOY』が課題曲です」
「あれ? しょうがない夢追い人も出したけど?」
「あ、そっちは特に間違いがなかったので」
「なんだよそれ 俺が今言わなかったら隠蔽するつもりだったのか?」
「そんなつもりありませんよ」
「だったら、ちゃんと言ってくれよ しょうがない夢追い人は正しく聞き取れてました、って」
「え、それ面白いんですか?」
「いや、面白いとかじゃなくて、俺の名誉のためにさ」
「そういうのいいんで じゃ、さっそく『MY BOY』の聞き取り結果を見ていきましょう」
「成義くんは絶対にSだな・・・」

(正)
 生かされてるまんまに動いてるって感じも
 君の好きに変えられるよ It's so nice!
 
(和夫)
 生かされてるまんまに動いてるって感じも
 君のスキニー耐えられるよ It's so nice

「なんでスキニーが出てくるんですか」
「いや、“変えられるよ”が、どうしても“耐えられるよ”にしか聞こえなかったんだよ」
「そうだとしても、なんでスキニーですか」
「そこは最初“好き”って聞こえたんだけど、そうすると“君の好きに耐えられる”ってなってさ そんなことアイドルに歌わせるわけねえな、って思ったわけよ」
「たしかに、ヲタならなおさら聞きたくないフレーズですね」
「だから、“好きに”じゃない何かを探っていった結果、スキニーに辿りついたってわけ」
「なんでそこをゴールだと思っちゃったんですか」
「なんかこう、俺みたいなメタボな奴が、パッツンパッツンのスキニー穿いてるわけだよ」
「歌詞の中でいう“君”が穿くわけですね」
「んで、そんなの見たら、笑いが止まらなくなるんだよ」
「周りの人が笑っちゃう、と」
「そう その状況でも『君のスキニー耐えられるよ』と、やさしい言葉をかけているのです」
「そっちにしても、アイドルが言うわけないでしょ」
「そうかな」
「ていうか、前後の歌詞とも全然つながってないし」
「あ、そう その前にある“生かされてるまんまに動いてるって感じ”の意味がわからんのよ」
「僕はわかりますよ」
「ウソだろ? “って感じ”とかで伝わるわけねえよ」
「なんか、決められたことを毎日くり返してるような、そんな感覚ありません?」
「そんなの普通だろ 学生なんだから時間割どおり動いてりゃいいんだよ」
「そういうのが息苦しいときもあるじゃないですか」
「なに言ってんだよ ひきこもりの俺のほうが毎日同じ生活だってのによ」
「そんなんで、よく生きていけますね」
「自分でもそう思うわ アイドルのラジオなかったら俺、死ぬかも」
「ちょっと、冗談でもやめてくださいよ」
「あ、番組に送ってみようかな 『死にたくないので終わらないでください』って」
「読まれるわけないですよ そんなデスメール」
「矢島さんなら、あたふたしてくれそうな気がするな・・・」
「気持ち悪い妄想が始まっちゃったようなので、今週はこれでお開きにしたいと思います」
「逆に、田中さんは『死ぬわけないし』って一笑してくれそうだな・・・」